拝啓 ブラジルのみなさん

ブラジル産チンパンジーの非日常

カカオトーク入れてるやつだいたい出会い系やってる説

やっほーみんな!

新年あけましておめでとうございます、こまちゃんです。

 

カカオトークとかいうLINEの完全下位互換、普通の生き方してたら必要になることなんてないんですけど、出会い系だとLINEは普段使いしてるからNGだけどカカオはOKというケースが多いので使うことになるんですよね。

 

 

確かに地雷は見分けられるようにはなったけど、掲示板は地雷だらけだし、自分から声かけに行くと厳選に時間がかかる。

結論:飽きた

 

出会い系のいいところで、マッチングアプリと違ってレベリングもないし月額制でもない、ログインし続ければポイントは溜まっていくから焦る必要がない。

そんで思ったのよ、これ自分から探すより待ったほうが楽なんじゃないかって

 

1日1回、無料で掲示板に投稿ができる。

掲示板は男性の場合は鬼のような速さで埋もれていき、女性の場合は業者の巣窟になっている。

サイトによると掲示板に投稿しすぎると売れ残り感とか必死感が出るのである程度期間を空けた方がよくて、ぱっと見で引き込むようなタイトルがいいらしい。

が、前回も言った通りそんなもんアテにならないので自分なりに考えてみる(それならなぜggったかって?・・・人は信じずにはいられない生き物なんだよ)

どーせすぐ埋もれるわけだし毎日投稿したって目に入るのごく一部じゃね?てか埋もれたら掲載削除すればいいし。

と言うわけで、せっかく無料なわけだし毎日投稿して反応を見て時間や内容を詰めていけばそのうち釣れると思うんよ。

んで、向こうからなんらかのアプローチがあれば少なくとも自分に興味があるわけだから会話への姿勢が全然違うわけ。

 

よっしゃ!登録した!やるぞ!って思ってたけど必死こいても疲れるだけだからのんびりやって、話が合うひとがいれば会ってみるくらいの気持ちでやることにした。

毎日投稿は結局のところ三日坊主となった。

 

 

時は遡ること2018年、12月某日

掲示板でメル友募集してたら連絡が来た。

Sさん(仮称)は大学生で、暇だけどアクティブな友人も少なく時間を持て余しているとのこと。

面白い人を探していたらしい、荷が重くない?

 

隙あらばボケていくこと数日ー

Sさん「電話しない?」

僕「うち固定電話ないんだけど・・・」

Sさん「家電じゃないよ笑、LINEで」

 

暇だからとメル友を募集したものの、実際のところ僕は頻繁に連絡を取るのが得意ではない。

特に通話は切りどきが掴めないのと、ながら通話をすると失礼かなとか考えてしまうので苦手なn「いいよ!」←よくない

 

こうして急遽通話をすることになった。

お互いの趣味とか学生生活の話、色々話した。

 

Sさん「なんで登録したの?」

僕「(クリスマス前だしヤれるかと思って)」

正直に言えるわけもなく、マッチングアプリがつまらなかったこと、こっちなら気軽に友達()が出来ると思ったとかそんなことを言った。

Sさんも似たようなものらしい、とりあえず漁っていい人がいればみたいな

なんかもっと酒!SEX!みたいな部分を理解してやってると思ってたんだけど違うのね。

 

就活前なので、社会人の話を聞きつつタダ飯ができるから最高みたいなことを言ってた。

(実際はもう少し真面目なこと言ってた気がするけど、本心かどうか分からないし大体あってるから許せ)

 

別視点からの意見を聞ける機会は新鮮だった、あくまでもSさんの話ではあるけど

メールにお金がかかってることは把握しているけど、それ以外の閲覧行為や具体的な値段は把握してないらしい

Sさんもマッチングアプリをやっていたようだが、やり取りや流れがパターン化していて誰と話しても大体同じで個性が感じられない、とのこと

こっちもこっちで流れ自体は変わらん気もするけど

 

でもなるほどな、とは思った。

アプリ編でも書いたんだけど、ネットに攻略法みたいなものがいっぱい転がってて、僕がそれに翻弄されながらやってきたのはみんな知ってくれてると思うんだけど

そもそも暇つぶしでやってる女性側がそんなもん見る訳が無い、と言うか見なくても困らないし

だからデータに基づいていようがなんだろうが、何通で連絡先聞いていいとか質問は毎回するとか返信速度と文の長さは相手に合わせるとかそんなもんどーーーっでもいいわけ

むしろ向こうからしたら、またこの流れか・・・飽きたわ、ってなるわけよ。

キャバクラやガールズバーで俺らが味わうデジャヴを女性はマッチングアプリで味わっていたんだよ!

つまり個性が大事なんだよね(幼少期から個性を殺す特殊な訓練を受けてきた我々にはこれが一番難しいわけなんだが)

 

と言うわけで、どうやら僕はこれまで有象無象の一人だったわけだがマッチングアプリと比べ出会い系はプロフも会話内容もがマジで薄っぺらい

「暇です、気軽にメールください。」

こんなんばっか、個性を出すにしたって会話の起伏に対してどういう角度と力で切り込んでいくかなのに・・・

喋ってもらわないとボケれないんだよ、急に何もない状態でボケ出したらそれはキチガイなんだよ。わかるか?

 

それでは印象に残ったやり取りを少しご紹介

 

僕「ご飯行くとき個室多くなかった?」

A.んー多くはないけどそれなりに?

→出会い系の場合、呼び出せたら致していいみたいな記事が横行していて、個室でボディタッチできればゴール前ドフリーみたいなことが書いてあるので、個室取られたらヤる気だと思っていい。

Sさん曰くそう言うのはそれとなく避けるから大丈夫だそうだけど、個室=ヤる気って部分にはショックを受けていたご様子。

初対面のホモのおっさんにボディタッチを許してしまった俺に上手い躱し方を教えてほしい。

 

僕「タダ飯して思うことってある?」

A.一応お金ありそうな人を選んでいるつもりだから特には、ただ何らかの形でお返しをしてあげたいという感情もある。

男性はそもそもやり取りにお金がかかっていることも考えると負い目はあるらしい。

なるほど高い店行ったり誠心誠意努めることで、良心に訴えかければワンチャンあるのかもしれない。

いくら高かろうが飯代とハリボテの優しさで身体と言う対価を受け取るのは違う気もするが

 

Sさん「結局男ってやりたいだけなの?」

A.違います(そうです)

お金と時間をかけて警戒心を解いてご飯を奢らせてもらうことには価値を見出せない。

だから対価を求めてしまうのではないか、と回答しておいた。

 

これはSさんにも伝えたことだけど、

男性の立場が圧倒的に弱いこと、ある程度の投資が必要なせいで見返りを求めてしまいがちなことは問題だけど、上手くいかないことも理解した上で期待を捨てられなかった人間に同情の余地はないだろう。

 

 

結局のところ、クリスマスに予定を入れることはなかった。

喉がぶっ壊れてどちらにせよそれどころではなかったので、三連休は咳のしすぎで腹筋が鍛えられるだけとなった。

それまでは性懲りも無く何人かタダ飯食わして放流したりもしたんだけど、クリスマスは店の予約とかだるいし高いしパスで

 

優しさを捨ててヤることだけを目的とすれば打率も上がるのかもしれないし、いつかは当たりが引けるかもしれない。

しかし時間・安全・費用を考慮すると風俗が圧倒的に優れていると言う結果を出さざるを得ないのが現状である。

 

 

今のところお前らが喜びそうなネタが酒に潰れた未成年をタクシーにぶち込んで帰した話と40代のおばさんと映画観に行った話と鬼電がウザすぎてかまってちゃんのLINEブロックした話くらいなんだけど、全部もうオチてる感あるから詳しくは書かない。

聞きたきゃ1杯奢って

 

ゲームしなくなってから毎日やることがなさすぎて自分を見失いつつある。

なんかいい暇つぶしあったら教えてください、ソシャゲ以外で!

ほいじゃ、また!

 

出会い系にワンチャンを求めるのは間違っているだろうか

来年でいいかなと思ったんだけど帰省したらまーやることがなくて暇なので更新します。

 

あーもうやめだやめ、な~~~~にがマッチングアプリじゃ

どいつもこいつも警戒心が強すぎる。

 

写真は盛るわ全然自分の話しないわで会える頃には燃え尽きてる。

何通メッセージ交わしたところでお互いメッキ加工してるから会ったら大体「ん?」ってなるから、無駄だから。

 

 

というわけで!

もっとふざけられるところ行きましょう、今までは見返りがデート(費用こっち持ち)だったけどここなら神経をすり減らして財布を薄くしようとも上手くいけばヤレるわけですから、そらもうモチベーションが段違いですよ。

鼻先の人参を追いかけていけ(永遠に届かない)



過去に少し触れたこともありますけど、こっちは常に危険と隣り合わせです。

業者・サクラってやつですね。

実際には少し違うので、今回はその辺りをお話ししていこうと思います。

 

まずはじめに、レビューなどでおすすめに挙げられるようなサイトではサクラはいません。

なぜなら既に儲かっているから、カサ増しする必要がないんですね。

 

次に業者、これめっちゃいます。(登録者の半分以上がこれなんじゃね?)

主に援デリ業者です。

個人情報集めてたり他サイトに誘導してくるタイプもいるんだけど、インターネットオタクの読者諸君が引っかかるわけないので割愛します。

登録した瞬間から洗礼(えっちなお誘い)を受けます。

業者はログイン順表示で絨毯爆撃の如くテンプレを送りつけて来るので、これ以降もログインするたびに受け取ることになります。

どっかのおっさんが文章を考えてると思うとなかなかに笑えるので、モチベーションの維持に一役買ってくれます。

使うサイトによって動向が違ったりもするんですけど、その辺りはすぐにつかめると思います。

特徴は主に2つ、写真がやたらと可愛い・プロフやメールがエロい。

これに関しては見てもらったらすぐにわかると思う、みんなに見る機会が訪れるかどうかはわからないけど。

あと、俺はバカだからワンチャンを信じて返信したりもしたんだけど、金を要求されるか自動返信なのでムラついても乗っからないように

んで、こいつらも一応学習はするらしくて素人っぽい写真やプロフを拾ってきてカモフラージュしてることが多々あるので、そう言う場合はレスや他の項目で見分けることになる。

(過去回でやってたマッチングアプリのときに見た写真が散見されたので輸入先はその辺りっぽい)

実際に会うと、写真と別人・サービスが雑、といったことが多いようなので素直に風俗を利用しましょう。

業者に関しては肌で感じて学習するしかないのでこの辺りで

 

次!キャッシュバッカー

CBと略される人たちですね、出会い系ってメールや電話、投稿等の閲覧にポイントがかかるわけなんだけど、女性側は僕らがサイトに落としたお金の一部を回収できるんですね。

えっちな日記や投稿に関しては、Twitterでシコ絵師フォローした方が手っ取り早いことがわかってる皆さんは引っかからないと思いますけど、めんどくさいのがやり取りで稼いでくるタイプです。

交換レートは決してよくないし、単純に稼ぐならタダ飯狙ったり割り切りの方が効率がいいのでほとんどいないですが0ではないようです。

見分け方としては、超短文・電話をしたがる(アプリ内)・連絡先の交換を引き延ばす、この辺りです。

多くの女性はやり取りにお金がかかっている事を把握しているので、ある程度やり取りが続けば連絡先の交換には応じてくれます。

CBじゃなかったとしてもそれなりにやり取りして交換してくれないならどちらにせよポイントの無駄なので切っちゃいましょう。

 

次!割り切りや援交

この二つの違いについてはニュアンスやイメージの話になってくるので割愛、ヤラせてあげるからお金ちょーだいってやつですね。

業者を通すと仲介料で満額入らなくなるので、一般の方たちです。

風俗嬢が隙間時間に小遣い稼ぎしてるパターンもあるみたいです。この場合はやたらと今期見てるアニメを列挙する傾向にあります。

おいオタク、ちょろいのバレてんぞ

ある程度やり取りした後に条件を提示してくることも少なくないので、出来るだけ避けて通りたいところ。

すぐに会える・容姿や年齢のハードルが低い・本番可といった特徴があるので積極的に利用する人も多いみたいで、なかなか排除できないようです。

見分け方としては、大人の関係・応援して・理解のある方・話が早い人・金欠、といった言葉を使う傾向があります。

一度そう言う事を書いていない人にメールしたら「ごめんなさい、大人の関係希望なんです・・・」って言われて、無視すればいいのにわざわざ返信してくれたことがあったので中の人は案外普通で、それなりの理由があるのかもしませんね。

 

次!パパ活!(死ねばいいのに)

こいつらはやたらと自分の容姿に自信を持っていて、男を見下している傾向があります。

自信過剰な上に需要もあるようで、どストレートにパパ探してますとかp活してますとか書いてる。

探すな、お前のパパ迷子か?

俺もな〜〜ママ活してぇな〜〜〜〜

 

とまぁこんな感じで地雷は結構わかりやすいと思う、たまにプロフ輸入してる業者は引いちゃうけど、上記のものを避けた上で写真なしの子を狙うとすんなり連絡取れるよ。

ただ、どの段階で相手の容姿を知ることができるかはわからんからガチャになるのは確か。

(ここでもガチャかよ・・・)

言うて写真なんていくらでも加工できるし、盛れるし、そう言う意味では何も情報がない方が過度な期待や具体的なイメージを抱かずに済むかもね。

 

 

全体的な使用感としては、サービス自体がH寄りなので性格や趣味についての項目が少なく、利用者のプロフィールも短文が多いので会話の掴みが難しい。

逆に言えばベタな質問が使えるのでその点はメリットかも?

そもそもがそう言う場所だと理解した上で登録しているし、ノリが軽めの子が多いのでマッチングアプリと比べて会話はしやすい。

この辺りは僕の性に合っているという話なのかもしれないけど、質問しなくても全然拾ってくれるし質問もくれる。

やり取りは短文が多いから連絡先の交換は慣れるのに時間がかかるかも。

一応5分で3人とLINE交換できた最強の手があるんだけど、僕のポンコツな脳では処理しきれないので諸刃の剣だった。

 

マッチングアプリは真面目なやり取りで警戒心を解く」と言った感じだったけど、出会い系は「親しみやすいやり取りで打ち解ける」と言った印象を受けた。

 

こっちは使い方次第でタダなのがいいですね。

興味がある人はとりあえず登録してログボだけ受け取ってポイントを貯めておくことをおすすめします。

 

風俗の知識をつけたおかげか活動場所で業者を判別できることに若干の虚しさを感じている。大田区と豊島区がアツい)

 

 

お前たちに見せてやる。お前たちの住む世界には、まだ救いがあるって事を!

 

察知できない拗らせ童貞《フラグ・ブレイカー》

ここまで読んでくださった方々、お疲れ様でした。

マッチングアプリに出会いを求めるのは間違っているか』も今回で最終回となります。

それでは、もう少しだけお付き合いください。



パトラッシュ、僕はもう疲れたよ

会話を膨らませても質問を続けてもレスが薄い、受け身や奥手と言えば聞こえはいいがただの人任せ。

こちらの話術にも問題があるのは確かだが、お互いに出会いを探している以上は歩み寄る努力をするのが礼儀ではなかろうか。

どちらか一方に負担が集中するような相手と肩を並べて、対等な関係を築いていく未来は想像し難い。(向こうからすれば僕と会話をすることこそが負担になっているのかもしれないが)

正直こっちの気分は場末のホストである。

やっぱりこんなもん使ってるやつにロクなのいねーんだよ。だって俺が使ってるんだもん。



それでも僕はブログを更新したい一心で足掻き続けた。

苦節2週間、頻繁に連絡を取り合っていた二人のうち片方の子からデートのお誘いをもらった。

このゲームはミスったらそこで終わりなのでビビり倒してたし、調べるとお誘いは10往復もしくは1週間以上連絡を続けてから、という記事が多かったので馬鹿正直に数えていた。※

(童貞に臨機応変や駆け引きといったものはないので。)

※4日で20往復くらいしてもデート断られたりもしたから、相手に合わせて適切なタイミングを見極める必要があるようだ。

女性は連絡の密度より期間を重要視しているようなので1週間は待った方がいいと思う。

返信の速度は相手に合わせるのが良いとされているんだけど、即レスの子に合わせると秒で話題がなくなるので、返信する時間を決めて1日に送るメッセージの数をコントロールするといいと思う。

件の子とは連絡を取り始めてから4日程度、そろそろ流れを作り始めようと思っていた矢先のことだった。

(言わせてしまうなんて情けない・・・)

向こうが初手で日時も指定してきて面食らってるんだけど、

何着て行けばいいんだ、オタクだから中学の頃に買った服とかいまだに着れちゃうんだよね。

とりあえず財布からクレカだけは抜いておくことにしよう。

(ちなみにもう片方の子はこの2日後くらいに急に連絡が途絶えた。他に先越されたかな?ちんたら連絡を取っていると先を越されることも少なくないので慎重になりすぎるのも問題のようだ。)



誘ってもらったとは言え、その後はこっちがリードしていく。

幹事をよくやるから店決めがどれだけ大変かもわかるし、流石に店は押さえてあげないと申し訳ないので引き受けたんだけど見通しが甘かった、都心のカフェはどこも予約が埋まっているのだ。

ここにきて心底後悔した。せめて日程を翌週にしてもらうべきだった。

時間にも空きにも余裕がない上にこちとら引きこもりなのでカフェの知識なんぞ皆無だ。

分が悪いにも程がある。

焦り散らかした僕はとりあえずアレルギーの地雷を踏まないように苦手な食べ物などを聞いて一刻も早く店を押さえようとした。その時ーー

 

「LINE交換しませんか?」

(・・・・・・・・・・・・・はい)

ですよね、そうですよね。ここまできたら情報共有とか、少なくとも合流するのにLINEは使いますよね。

また言わせてしまった・・・エオルゼアだったら除名投票入ってますよこれ。

違うんです言い訳させてください。僕もデート取り付けたら聞いていいって思ってたんですけど、ちょうど直前に見た記事に初デートで聞くのがいいみたいなこと書いてあったんスよ!

踊らされたんだよ俺は!

Twitterくらいのノリで「てか、LINEやってる?笑」って言いてぇ・・・

ここまでのムーブを振り返って、俺が相手の立場なら当日バックれる。



とりあえずなんとか無難なお店を押さえ、合流しやすいように人通りが適度で店と最寄駅どちらからも離れすぎない位置に集合場所を設定した。

お互い初対面だから相手を安心させるために人通りはある程度必要なんだけど、駅とか人が多すぎるところは探しづらいのでよくないらしいですよ、めんどくさいの一言に尽きますね。

この時点で僕の中での目的が出会うことでも彼女を作ることでもなくブログを更新することだったのは言うまでもないだろう。



前日、心なしか食欲がなかったので自分を偽っても緊張はしていたんだと思う。

 

当日は朝にお互いの服装を共有して合流。

お相手(以降Aさん)は可愛い!って感じではなかったが愛嬌がある、と言えばいいだろうか、

人の顔はアリかナシかでしか判断しないカスなのであれなんですけど、風俗だったらチェンジはしなくて済む感じでした。

ひとまず今日のお礼を伝えて、他愛ない会話をしつつ店へ移動、店は評判通り可もなく不可もなくといったところだったけど、店員の練度が低かった。

急な予約が取れてしまうのも納得だ。

 

お互いに注文を済ませ、僕は脳内にストックしておいたカードを切っていく。

そして事件は起こったーーー

 

僕「読書好きなんでしたよね、好きなジャンルとかありますか?

A「自己啓発よく読みますよ!」

僕(・・・。)

 

読んだことないけど、それっぽい言葉を並べて中身のない長ったらしい文章で誤魔化し続けた挙句「〇〇に感謝」が言いたいだけ、みたいなやつでしょ?

やり口が一緒なんだよ、俺のブログと

 

・・・・・・・・・・・・・・。

これが同族嫌悪ってやつか、気づきたくなかったなぁ・・・

 

他は本当にありきたりで当たり障りのない会話内容だったので割愛する。

ただ、メッセージと違って相手も会話をしようと質問や最近の出来事など話題を提供してくれたのはとてもありがたかった。

 

食事が来るまでは問題なかったのだが、ここで僕の経験の浅さが露呈する。

 

二人しかいないのに飯食ってたら会話か食事どっちかしかできなくないですか?

これ食うタイミングと会話のタイミングの切り替えどこだよ

 

「五飛、教えてくれ。俺は、いつ会話を切り出せばいい?俺は後何回、食事を口に運べばいいんだ・・・ゼロは俺に何も言ってはくれない。教えてくれ、五飛!」

 

ペース配分が完全にわからなくなった上に会話を投げかけすぎると向こうの食事が進まなくなりそうなので結果的に無言が生まれた。

きっとこれは僕の気にしすぎでサシで食事してる以上仕方ないんだと思うことにした。

ちょこちょこ無言もあったものの、向こうも会話をしようという意思を持ってくれていたおかげで変な感じにはならなかった。

何かあったとすれば僕がフラグを2本ほど折ったことだろう。

 

観たい映画が被って、向こうも観に行きたいと乗ってくれた上にコラボカフェをやってるから行ってみたいとまで言ってくれたのに誘うことなくスルー

お酒の話からオススメのお店を教え合いながらも今度行ってみますとスルー

流石に上二つは僕でも攻めるべきポイントだったと思う。

他にもあったのかもしれないけど僕にはわからない、なぜなら童貞だから。

 

なんで何もしなかったかって話をすると、お互いに努力すれば話せるんだけど趣味とか感覚みたいなものが惜しかった。

無理をしているように感じた。少なくとも僕は無理をしていた。

それに、自己啓発は僕が距離を置くには十分な理由だった。

初回で何がわかるって話だけど、顔を合わせた上で違和感を感じるなら続けるのはお互いのためにならないと思う。

この違和感に関しては所謂フィーリングってやつで、僕も読者のみんなにはわかってくれとしか言えないのがもどかしいのだが、どうかわかってほしい。

あと、これは完全に僕個人の問題なんだけど顔の系統というか雰囲気が妹に似ていてそういう関係になることに抵抗を感じた。

 

席が時間制だったので、時間を気にする事なく適度な時間に店を出ることができた。

(お互い打ち解ける前のデートは2時間前後が最適と言われている。実際こちらの気力が保つのはそのくらいが限界。)

 

その後は駅まで見送りをしてお別れした。

後で知ったけど見えなくなるまで見守って、振り返ってくれたら手を振るのが礼儀らしいですよ。

いい大人なんだから一人で帰れるだろ、ガン見されてたら怖いわ。とか思うのはやっぱり僕が童貞だからなんでしょうか。



とまぁこんな感じで今回は運に恵まれた部分が大きかったし、特に面白いオチにはならなかったんだけど一区切りはついた。

この2週間でモノの使い方はわかったし、何よりも自分を客観視するいい機会になった。

少なくともあと2週間はアプリが使えるわけなんだけど、

おそらく悪戦苦闘していた頃より迷いなく動くことができるので今後も使い続けて行くべきなんだろう。

でもね、もう疲れた。

めんどくさい。

 

こんなにあーだこーだ考えて、時間かけて、デートに金使って、未来のセックスに投資するくらいなら俺は今風俗に行きたい。

 

 

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おわれ

 

コミュ障を自称する奴はだいたい自分のコミュ障を自覚していない

長らくお付き合いいただいたマッチングアプリシリーズもいよいよ折り返しです。

 

自称コミュ障って自分のことをコミュ障だと思ってない節ありますよね。

自信はないから予防線を張っておいて、周りに否定してもらうことで事実を上書きする。

「人が多過ぎると自分が話さなくてもいいかなーとか思っちゃうんだよねー」とかよく言ってるイメージがある。

なんでこんな話をしたかっていうと僕がそうだからなんですけど・・・・・・・・・・・

 

僕は思ったことをすぐ口に出すのと、回りくどい喋り方をするから喋ってる感が出てると思うんだけど、気心の知れた相手にしか通用しないしそもそも推敲せずに喋り出すから嫌われることもある。

こんなもんコミュニケーションでもなんでもない、オナニーと一緒。

 

今回アプリを通して初対面の相手、なんなら会ったこともない相手と会話するにあたってそれこそ数十分唸りながらメッセージを考えていて自分のコミュニケーション能力の低さを痛感した。

同時に周囲に助けられていたこともわかった。

自覚できたし課題もわかっているけどリアルの会話に結果が出るのはずっと先になることだろう。

 

前置きはこの辺で、 

2週目に入って少しずつ会話のコツがわかってきた。

最初こそ1問1答の尋問のようになってしまっていたやりとりも、少しずつではあるが質問をせずに会話を成り立たせることができるようになってきた。※

(僕の成長というより相手の社交性やお互いの相性に起因するところが大きいように思う)

※質問なしの時に拾って投げ返してくれるのはそれなりの好感度があるもしくは相当いい子なのでやっぱりくどくなっても毎回質問で締めくくったほうが良さそう。

女性側に質問させると負担として捉えられるみたいで、上手くいっているように見えても急に切られることが多かった。

逆に女性はどんなに雑でも適度に質問を入れるだけで簡単に男釣れると思うよ。

 

いやほんとにね、過去回でも言ったけど女性優位なせいかコミュニケーションを取ろうという意思の弱い人が多すぎる。

ただ口下手だったり面倒臭がってるのかもしれない、そもそも女性は無料だから暇つぶしなんだろうけど、自分のことを話さないし質問もしてこない。

そういうの敏感だからね?伊達にネットでばっかコミュニケーション取ってないよ?

感情が伝わりづらいからこそ細心の注意を払え、エピソードトークをしろ。

(この考えのせいで僕の場合はメッセージが無駄に長くなるんだけど・・・)



そう言えば、経験値ブーストが切れてるからいいねが伸び悩んでる。

一応男性のいいね平均値は超えてるみたいなんだけど、続けるならそろそろ対策を取らないと・・・

(いいねは累計でなく直近30日の合計なので2ヶ月目に突入するとよっぽど活動的でない限り減り始めるので短期決戦をおすすめします。)

毎日何人か無料でいいねを送れるから、タイプじゃないってスルーしてないで送るようにすれば多少盛れるはずなんだけど気が乗らない。

メッセージでも来ようもんなら無視しなければいけないので良心が痛む。

おいそこ、お前に良心なんてないだろとか思ったな?怒るぞ

いいねはマッチングする際のお返しでもカウントされるので、厳選しすぎて余ってるいいねを明らかに返ってくるであろう下位カースト(養分)に配るってのもあるんだけど・・・

ちなみに経験値稼ぎの場合マッチングしたら非表示にして見なかったことにする。

とても理性のある人間がやることではない。

なによりも「こいつなら返って来るべやwwwww」とか言っていいねして返ってこなかったら心が折れる



10日を越えたあたりから複数の相手と並行して連絡を取るようになっていた。

今まではマッチングした相手に縋るように無理矢理でも会話を続けてきたが、多少なりともこちらに選択の余地が生まれたことで会話が負担になる相手からどうやってフェードアウトするかという新しい課題も出てきた。

返信の頻度や内容から合わないな、というのはお互いに感じていると思われる相手でもついつい継続してしまう。

なんなら一度失敗して、無理矢理返信したら自らデートに誘う流れを構築してしまって生きた心地がしなかった時もあった。返信はいらないから引導を渡してくれ。

こんな時にも持病の拗らせ童貞が悪さをする。

この永続デバフ強過ぎん?解除ギミックがむず過ぎるだろ。

 

僕はちょろいオタクなのでその時会話が一番盛り上がっている(あくまでも主観)相手が一番素敵に見えてしまうので、できればひとりひとりじっくり向き合っていきたいところではあるのだけど、並行していかないと効率が悪すぎるので腹を括った。

何よりこのゲームはひどく精神を摩耗させるので一刻も早く楽になりたかった。

今後も壁はいくつもあるのだけど、あまり先のことを考え過ぎるとロクなことにならないのでひとまずリアルで会うまでを一区切りとする。

魔物と遭遇するようなら笑えるしコミュ障が発動して失敗しても笑える、とにかく会うまで行けばオチは用意できる。

 

このとき連絡を取り合っていたのは4人、内ひとりは話していて疲れるのでフェードアウトの準備、ひとりは返信が遅い。

残りの二人はどちらも今の所自然な形で話せている(あくまでも主観)のでなんとか会うまでは行きたい。

 

普通の人間が普通にしてきたはずのことを経験していないので脳が成長痛を起こしている。

 

つづく

マッチングアプリは個人情報を犠牲にした育成ゲームである

どーも、無料10連で爆死できる男、こまちゃんです。

たいして突っ込んでない、なんなら1円もかけてないのに望む結果以外は全部爆死って言うやつね、何回死ぬん?

まー言ってもね、今や僕もそういった汚い遊びからは足を洗った真っ当な人間なんでね

爆死できますよ、無料10連で

 

はい、というわけでね。

前回は勢いだけでマッチングアプリを導入して好き勝手書き殴ったわけなんだけど、あれからモチベーションの躁鬱病を抱えながらも1週間使ってみてわかったことや気づいたことがあったので、それについて書いていきます。

 

 

今更の話なんだけどさ、ノーチャンで当たり前よね。

システム的にブサイクはブスと、イケメンは可愛い子とマッチングしやすくなってると思うんだ。

入会したての頃は若葉マークがついて検索の上位にくるようになってるんだけど、その頃にいいねを稼げなかった人間、要するに穢多非人(僕)

これをいいね数千の人気者にぶつけてもマッチングなんてするわけがないしアプリに対しての不満に繋がる恐れがある。

であればシステム的に釣り合う人間がぶつかるようにして農民は農民、貴族は貴族でよろしくやってもらうべきなわけよ。

でないといくら合いそうな相手を表示っていってもうん十万人といるはずなのに見知った顔が並ぶなんてそうそうない。

つまり上のカーストに上がらない限り同カーストの人としか出会えない。

 

ここで特大ブーメランを投げると、不満ばっかのやつは鏡を見るべきだしカタログスペックどころか中身までカスってこと。

身の程を知るいい機会になりましたよ、ええ。

ただ、絶対的に女性優位にあると言うことは頭の片隅に置いておくべきだと思う。でないと自尊心を破壊されることになるから。

 

 

ここまでだと夢も希望もないしなんなら同スペックの人と出会うことすら難しく感じると思う。

諦めるのはまだ早いからもう少し話を聞いてほしい。

最初こそいいねは低かったけど続けていれば増えてくる。(マイナスにはならないので当たり前)

写真見ただけでまんこが濡れるくらいのイケメンとか年収1000万とかなら脊椎反射で右スワイプ(※)してもらえるだろうけど、多くの人がプロフ読んだ上でいいねを押すと思う。

だから自己紹介を充実させていく必要はあるんだけどまず見てもらわんことには何も始まらない。

※とあるアプリでは直感でアリナシをスワイプによって振り分けるシステムが導入されていて、右がアリ、左がナシである。

 

んで足跡を付ける前に見れる情報って

「メイン写真」

「一言コメント」

「マッチ度」

「いいねの数」の4つくらい。

 

写真は整形するわけにもいかないしなんとか使えそうな写真を用意してくれ。

集合写真の拡大とか荒い画像はよくないっぽいから横顔でもいいから盛れてて解像度高めなのをメインにして、荒いのとか自信のない写真はサブに置いておくといい。

経験上だけど世間に転がってる記事を馬鹿正直に真に受けて真正面の笑顔とか使うより盛れてる横顔使った方が流入は多かった。

 

コメントは「まずは友達から~」とか「真剣にお付き合いを~」とか無難なのでいい。

個人的な意見だけど「友達から〜」ってやつはあんまりおすすめしない。

こんなもん使ってる時点でワンチャン狙ってるのなんてバレてるし連絡途切れたら関係終了だから友達に収まるなんてことはまずない。

ちなみに「真剣」というワードを入れただけで足跡は増えた、オヌヌメ

あと、コメントを更新すると足跡が目に見えて増えるから、多分表示がちょっと上がってるんだと思う。

トレハンくらいあてにならなけど、句読点の付け外しで更新かけるくらいなら負担も少ないので騙されたと思って試してみるといい。

 

マッチ度は自分ではどうにもできないから知らん、強いて言うならコミュニティだのなんだのがあるなら分母を増やせば分子も増えるからとにかく突っ込んどけ。

 

いいねの数、はいこれ。

多いってことはそれだけ魅力ある人間に見える、らしい

僕は流されるより自分の好みを突き通す事が多いんだけど、言いたいことはわかる。

メインの写真が加工されてようがちょっと好みから外れていようが少なくとも真偽を確かめるためにプロフを読んでみたくはなるよね。

その上で合わないなら足跡として残って終わりだし、運が良ければいいねに繋がる。

それに、足跡で終わっても少なくとも一瞬でも興味を持ってくれた人だからこっちからいいね押せば無闇矢鱈にいいね配るよりは返ってくる可能性がある。

こうやって地道にいいねを稼いでいく、するとカーストが上がって行く。

カーストが上がれば相手の質も上がる。

僕はこの工程をレベリングと呼んでいる。

これに気づいてからはゲーム感覚でやれてモチベーションは保ちやすくなった。

 

しかし、軌道に乗せるのに1週間かかってしまったので若葉マークが消えてしまった。

経験値ブーストが・・・ゲーマーとして最悪の失態だ・・・

 

経験上マッチングアプリの使い方なんてどこも同じことしか書いてないからもし使うことがあればの話だけど、皆さんは僕の教訓を少しでも生かしてくれればと思う。

あとどっかのバカ(俺)みたいに初っ端から課金せずに第二候補以下のアプリで使い方を掴んでから本腰入れたほうがいいと思う。

それくらいに若葉マーク(経験値ブースト)は重要

ちな課金して開放されるのってメッセージくらいだから、マッチングするまで金払う必要はぶっちゃけない。



で、

いつぞやの合コンのときも思ったんだけど会話ってめちゃくちゃ難しくないですか?

おそらく僕の掘り下げが甘かったり会話運びが下手なんだろうけど、いざマッチングして話してるとマジで自分が病気なんじゃないかと思えてくる。

だいたいのメッセージの構成は以下の通り。

掘り下げ

自己開示

質問

メッセージなら考える時間はたっぷりあるので、お互いにこれができていれば途切れることはないはず・・・

なんだけど案外続かないもんで、なんでかっていうと女性側が質問をしてこない。

プロフもスカスカだと取っ掛かりがなさすぎてハゲる。

シコルスキーでも登れないくらいの絶壁

少なくとも出会いを探しているわけだしお互いの情報を交換しつつ人物像をかためていくことが必要だと思っているんだけど・・・興味がないならなぜマッチングした?

適度に拾えそうなポイントを用意してもだいたいスルーされる。

そうなると質問攻めになってしまって相手が萎えるから内容が薄くなって負の連鎖が始まる。

一度質問攻めから抜け出そうとして相手の回答を掘り下げつつあえて質問をせずに主導権を渡そうとしたりもしたんだけど結果的に自分の首を絞めることになった。

 

今まで人と話すときに何かを意識したり努力をしたことがなかったから本当にしんどい、脳が焼ける。

 

とりあえず今マッチングしてる人たちにはブロックされるまで練習台になってもらおう・・・



つづく

マッチングアプリに出会いを求めるのは間違っているだろうか

今期のイチオシは『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』、こまちゃんです。

相変わらず出オチ感はありますがお付き合いいただければと思います。

 

課金をやめて半年、ついにはログインすらしなくなって時間を持て余し始めた僕ですが、転職活動だの勉強だのやるべきことはあるんだけどなかなかどうしてやる気は起きない。

気がつけばマッチングアプリをダウンロードしていた。

 

メール1通なんぼってシステムのやつはいわゆる出会い系で、業者を上手いこと躱してセックスするゲームなんだけど、初心者には難易度が高すぎるしUIが古臭いのでとりあえずパス。

わからない人のためにザックリ説明、

マッチングアプリとはプロフ見てワンチャンあるとおもったらいいね、相互でいいねを送りあったときにメッセージ機能が開放されるのでATフィールドを中和してオフパコするゲームです。

男側はだいたい月額3~4kかかる。

月額課金で回し放題のガチャと考えるとなんだか気分が高揚した。

 

今回選んだとこは、アクティブは伸び始めだけど年齢層が若いっていうので登録した。

嘘です。可愛い子が多いって聞いたから選びました。

正直どこもこっちの入力情報を元にある程度ふるいにかけてくれるから年齢層とかより素直にアクティブが多いとこにしておけばよかったと思う。

 

写真だのなんだのありとあらゆる個人情報を垂れ流し終えてガty、もといさがす画面へ。

ちなみに僕は基本設定のプロフィールで2つだけ未だに未記入の項目がある。

ひとつめは学校、粉末水素水大学なんて死んでも書きたくないから。

ふたつめは言語、日本語を使いこなせているかと問われると自信がないから。

ところで僕は女友達とかいないから大丈夫って信じてるんですけど、これ知り合いに見られて拡散でもされようもんなら自殺もんだよな。

 

で、

基本的に判断材料が写真になるんだけど、顔がわかるのはまだいいほうで後ろ姿とか加工しまくってる人が多すぎて何を信じれば良いのかわからなくなった。

内面を見てほしいという気持ちはわかるけど、かわいいを捏造するな。

 

僕はカメラアプリだとSNOWくらいしか知らんしその類は使ったこともないんだけど使いこなせてるのはまだしも、心霊現象が周囲の空間どころか自身にも影響を及ぼして頭蓋骨がぐしゃぐしゃに歪んでるやつ、一人で夜中におしっこ行けなくなったらどうしてくれるんだ。

 

友達との写真で友達の顔隠さないやつも意外に多かった。

お前どれだよ!友達を勝手にフリー素材にするな。

大学からネットリテラシーについて厳重注意食らった僕ですらどうかと思うよ、それは

 

あとは地味に多かった「戻ってきました」「復活しました」etc

復刻ガチャかな?

僕は風俗で「こういうとこよく来るんですか?」って聞かれたら食い気味で「初めてです」って言っちゃうタイプなんだけどここはそういうとこじゃないらしい

 

当たり前だけど、たくさん見てると地雷にも出会う。

・メンヘラ男子募集中です

正気か?男のメンヘラとか俺のケツ毛より存在価値ないだろ。

いいね:1200、1200人も自称メンヘラがいることに震えた。

 

・プロフィールの半分くらい病名で埋め尽くされてるやつ

統合失調症に始まりなんか聞いたこともないようなものまで呪詛のように書き連ねられてて思わず「うわっ」って声出ちゃった。

しかも今はアーカムアサイラム精神病院に入院中らしい、しかしまぁアーカムなら警備はザルなので案外出会いのハードルは低いのかもしれない。

いいね:500、世界は広い。

 

・20歳バツイチ子持ち

境遇から見るに出会いはまずなさそうですもんね、陰ながら応援しております。

いいね:10、ガンバッテクダサイ・・・

 

・60歳話相手募集

写真なし、自己紹介文からも人生経験による聡明さは感じ取れなかった。もはや何が嘘なのかわからないしそもそも目的が掴めない。

いいね:0、でしょうね!

 

一度ふざけて見え見えの地雷(メンヘラ)を踏みに行ったんだけどいいねしようとしたら質問に回答しないと受け付けない設定になっていた。

1問目から「私のどこにいいねですか?」とか抜かしやがったから秒で引き返した。

絶対1日1回は愛してるって言わないとヒスるタイプじゃん

 

後はありがちな脊椎反射でわかる年齢詐欺とか女性服着た俺の方がまだシコれそうなやつとか見たこともない景色がそこにあった。これでもまだ上澄みっぽいから恐ろしい。

僕は時間の無駄と精神汚染に耐えきれず引き返してしまったけど気になる人は見てみるといい。

 

正直3日目には飽きてた。

アプリ側でこっちの入力情報を元にふるいにかけてくれる(2回目)わけなんだけどつまるところ何度開いたところで表示される相手ってあんまり変わらない、かぶってくるんよね。

そんな今日明日で趣味や性格が変わるわけでもないし

あと「彼女できたらタバコやめるは()」って吸い始めたときから言ってるんだけどプロフに喫煙者お断りの旨を書いてる人かなりいて悲しみを背負った。

間違えて虚無そだてをDLしたのかと錯覚するほどに俺の中で順調に虚無が育ちつつある。

 

みんなに「お前に必要なのは妥協」って言われ続けて、適当に「わかる」って返してきたけどやっとわかった気がした。

最初こそ俺みたいな排水口のぬめり以下の存在にいいねしてくれるだけで返すべきと思ってた、でも実際いいねされました!とか言われても「いやこいつにタダ飯食わすために働いてるわけじゃねえしな」って思ってしまって心底自分が嫌になった。

もう人間が向いてないんだと思う、俺は

 

生まれ変わったらぺんぺん草になりたい。

 

 

つづく

 

 

 

千年童貞-ピエロ-の奏でる不協和音-ディソナンス-

お久しぶりです、クソラノベ愛好家のこまちゃんです。

ネタがなさすぎて小説を書き始めたわけではないです。

今回は合コンに参加してきたからその話なんだけどまぁその・・・なんだ、盛り上がる場所は一つもないから読まなくていいよ。

 

テーマソングはこちら

youtu.be

ワンチャンス、信じていこう。

 

 

7月某日、テーブルの上の震えない知らせを待ち続けて(#now playing 嘘 / シド)たわけではないがLINEに1件の着信、

「合コンやるから来い」とのこと。

合唱コンクールでも合同コンパイルでもありません。

ことの発端はオクトーバーフェスト、陽の者に絡まれ、なし崩し的に連絡先を交換した。

酔ってたしどうしてそうなったのかはわからないけど合コンをセッティングしてやるわみたいなことを言われたのを覚えている。

本気だったのかよこっちは悪ふざけ10割だったんだが・・・

なんにせよ行動が速すぎる、しかも開催は次週。

断ってもよかったんだけどフットワークが天使のはねのランドセルより軽い俺は適当に感謝の言葉を返しつつ参加の旨を伝えていた。

何よりもブログのネタに飢えていたから。

 

しかし次の返信で俺は地獄に突き落とされる。

「店と女の子は任せて!だから男集めて」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いやいやいやいやいやいやいやお前の目に俺がどう映ってるかは知らんがスライムに呼べるのはスライムなんだよわかるか????

僕は友達が少ないんだよ!

「こまちゃんはなかまをよんだ! しかしだれもあらわれなかった!」

 

ー完ー



とはいかないのがこの世の中、縋る思いで陰の者ネットワークに救援を飛ばす。

大学時代の連中(こいつらの腰はまーーーーーー重い、十中八九馬鹿にされて終わり)

結果:生い茂る草

死ね

腐れ縁の連中(土下座したら来てくれそうな奴ら、ひとり彼女ができたらか無理とかいういらん情報で命を刈り取ろうとして来たので後日祝いの正拳突きを見舞うことにする)

結果:保留

地元の連中(昔はフットワークが重かったが最近緩和されてきた印象、定期的に女に飢える傾向がある)

結果:ひとり確保

このひとりに半ば押し付ける形で残りのメンツも確保、なんとか頭数は揃えることができた。

 

しかし陰の者ネットワーク、決して陽の者とは交わることはないのだ、心配でならない。

 

それでは今回の被害者をご紹介

僕:今回の被害者であり加害者。突き抜けきれないバカ。

友:こいつがいなかったら人集め難航してた。女に飢えてるのは確か。

A:友の会社の同期、勝手に陰キャ扱いしてごめんなさい。

B:中学の同級生、どうやら俺に関する記憶を何者かによって消されたらしい。素直に傷ついた。



決戦当日

最初こそ動揺はしたが、幹事が場所も○○予定〜♪とか時間ずらしてもいい?とか楽しみだね(*'▽'*)とかまーしょ〜〜もないLINEばっか寄越すもんだからこの頃にはもう飽きてた、そもそも2日前に何も決まってなかったのやばいでしょ。幹事やるの初めてか?

男性陣の質問にロクに答えられず連絡網回す度に申し訳なさを感じていた俺の身にもなって欲しい。

そんなモチベだったもんだから準備もなんもしなかった。俺にはこの”拳”があればいい

とにかくこの記事がポシャることだけが心配だ、なんか面白いこと起きろ(懇願)

 

朝っぱらから幹事にLINEで楽しみだね!とか言われて相手との温度差、夏の暑さと冷え切った心の温度差で頭痛がした。

それとこの時に気づいたのだが、幹事からのLINEのスタンプや顔文字、どうもバリエーションに乏しく無理してる感がある。「♪」と「(*'▽'*)」がお好きなようだ

一度使った技は俺には効かないんだ、すまんな。

〜定時後〜

集合時刻まで余裕があるが、流石にこっち側もはじめましては避けたいので顔合わせをすることになっているので最寄り駅へ向かう。

 

移動しながら情報を整理する。

店の場所、OK

集合時間、OK

集合場所、OK

金額、ERROR

相手の情報、ERROR

味方の情報、CORRUPT

 

なにこの情報量の少なさ、相手の容姿についてはこっちが事故を起こしている自覚があるから完全に諦めているんだけど・・・

相席屋の方がマシに思えて来た。行ったことないけど

 

この時の俺を突き動かす原動力はただ一つ、巻き込んでしまった男性陣に謝罪をすることだった。

 

集合場所に着く前に男性陣に挨拶、まずは地獄へ同行してくれたことに感謝の言葉を述べ、軽く自己紹介を済ませる。そして謝罪。

集合場所へ向かい、幹事を探す。僕は人の顔を覚えるのがとても苦手なんだけど、幹事が自分の写真をアイコンにしてくれていたおかげでなんとか合流することができた。

(今まで自分の顔写真をアイコンにしている人間を避けてきたがなるほどそういうメリットもあるのか、認識を改めよう。)

 

幹事から出会い頭に女性が2人欠席することを伝えられた、帰っていいか?

店への先導を頼もうとしたところ幹事も店の場所がわからないようで、駅の反対側に出ようとしたので阻止、店の共有を受けた時点で場所とルートは確認していたのでやんわりと誘導、どころか俺が先導してた。

お前やっぱり幹事初めてだろ。

 

それではみなさんお待ちかね、対戦相手のご紹介

(2人減ったあと1人増えたので最終的に3人)

ドラクエ的に紹介すると

うごくせきぞう

うごくせきぞう

リップス

「まもののむれが あらわれた!」

 たたかう

→にげる

 じゅもん

 どうぐ

「こまちゃんは にげだした!

しかし げんじつからはにげられない!」

 

こんな感じ、人生はクソゲー

真面目な話、全員個性を母親の腹に置いてきたような人間しかいなかった。

僕みたいな事故自己紹介で趣味ゲームと映画鑑賞とか言い出すクソカスと話すことなんざねぇってのもわかるから言いたくないだけだったのかもしれんが、とにかく始終意思疎通をしようという気持ちが1ミリも感じられなかった。

辛うじてリップス(仮称)は頑張っていたのでありがたかった。

幹事も頑張ってはいたが根が陰の者なのに加えて女性陣、もといまもののむれが消極的だったこともあり完全にから回っていた。

この時に今日巻き込んだ3人には1杯奢る義務があるな、と覚悟した。

 

ここでまさかの活躍を見せたのがBくんだった、中学時代からは想像もつかないほど場を回してくれた。

彼には僕に関しての記憶がなく、返す借りも義理もなにもないというのに。

無力な僕は敵キャラに助けられた主人公みたいな顔で彼を見守ることしかできなかった。

ただ、彼がどんなに頑張ってもまもののむれは一切の興味を持たずキャッチボールをする気もない、僕の目には彼の姿がとても哀しく映った。

 

何分耐えたろうか、店内には僕ら以外の客がいなくなり、店員も店じまいを始めている。

店員からの鬱陶しそうな視線に負けて幹事が試合終了を告げる。

今日女の子の容姿より気になっていた料金がこの段階に来て初めて開示される。

男5k女3k、全額負担だと思っていたのでそこはちょっと嬉しかったが飯も普通で量もそんなになかったあたり幹事の腕の無さが出てしまっていた。

 

うだうだ歩きつつ駅で解散、貴様らには二度と会うまいと心の中で決心しつつ男性陣は飲み直すことに

移動中の話題は今日がクソだったこと、俺が奢るべきだということ、この2点しか覚えていない。なぜならこの時の俺はブログがどう頑張っても面白くならないことに焦っていたからだ。

One-Chance!!は端から期待していなかったが面白いことくらい起きると思ってた。

甘かった、あそこはそんな生易しい場所じゃない。

一般女性は興味のない人間にはどこまでも非情なのだ、これを僕はわかっていなかった。

なぜなら金銭の授受が発生するような場でしか女性とロクに話さないから!!!

童貞の呪いとはこれほどまでに強力なものだったのか、僕は改めて自分の罪の重さを実感した。

 

2軒目では親睦を深めて楽しく飲んで朝まで時間を潰し、全額とはいかなかったがお金を出して誠意を示した。

これで許してもらえるといいのだが・・・

 

帰宅した後、僕は初めて仕事を当日欠勤した。

酒やけと眠気を抱えつつ電話をしたからか、状況を告げる前に察してくれたのでスムーズに休むことができたのは今後にも生かしていこうと思う。

 

 

後日談、というか今回のオチ

(一度使ってみたかったんだよねこのフレーズ)

あまりにも合コンがつまらなかったんで風俗行って記事を更新したかったんだけどこのあと初めてパチンコ・パチスロを打って見事に貯金してきたから仕方なくこうして書いたんだよね。

今度は風俗で記事書きたいな・・・それじゃ、また。