拝啓 ブラジルのみなさん

ブラジル産チンパンジーの非日常

コミュ障を自称する奴はだいたい自分のコミュ障を自覚していない

長らくお付き合いいただいたマッチングアプリシリーズもいよいよ折り返しです。

 

自称コミュ障って自分のことをコミュ障だと思ってない節ありますよね。

自信はないから予防線を張っておいて、周りに否定してもらうことで事実を上書きする。

「人が多過ぎると自分が話さなくてもいいかなーとか思っちゃうんだよねー」とかよく言ってるイメージがある。

なんでこんな話をしたかっていうと僕がそうだからなんですけど・・・・・・・・・・・

 

僕は思ったことをすぐ口に出すのと、回りくどい喋り方をするから喋ってる感が出てると思うんだけど、気心の知れた相手にしか通用しないしそもそも推敲せずに喋り出すから嫌われることもある。

こんなもんコミュニケーションでもなんでもない、オナニーと一緒。

 

今回アプリを通して初対面の相手、なんなら会ったこともない相手と会話するにあたってそれこそ数十分唸りながらメッセージを考えていて自分のコミュニケーション能力の低さを痛感した。

同時に周囲に助けられていたこともわかった。

自覚できたし課題もわかっているけどリアルの会話に結果が出るのはずっと先になることだろう。

 

前置きはこの辺で、 

2週目に入って少しずつ会話のコツがわかってきた。

最初こそ1問1答の尋問のようになってしまっていたやりとりも、少しずつではあるが質問をせずに会話を成り立たせることができるようになってきた。※

(僕の成長というより相手の社交性やお互いの相性に起因するところが大きいように思う)

※質問なしの時に拾って投げ返してくれるのはそれなりの好感度があるもしくは相当いい子なのでやっぱりくどくなっても毎回質問で締めくくったほうが良さそう。

女性側に質問させると負担として捉えられるみたいで、上手くいっているように見えても急に切られることが多かった。

逆に女性はどんなに雑でも適度に質問を入れるだけで簡単に男釣れると思うよ。

 

いやほんとにね、過去回でも言ったけど女性優位なせいかコミュニケーションを取ろうという意思の弱い人が多すぎる。

ただ口下手だったり面倒臭がってるのかもしれない、そもそも女性は無料だから暇つぶしなんだろうけど、自分のことを話さないし質問もしてこない。

そういうの敏感だからね?伊達にネットでばっかコミュニケーション取ってないよ?

感情が伝わりづらいからこそ細心の注意を払え、エピソードトークをしろ。

(この考えのせいで僕の場合はメッセージが無駄に長くなるんだけど・・・)



そう言えば、経験値ブーストが切れてるからいいねが伸び悩んでる。

一応男性のいいね平均値は超えてるみたいなんだけど、続けるならそろそろ対策を取らないと・・・

(いいねは累計でなく直近30日の合計なので2ヶ月目に突入するとよっぽど活動的でない限り減り始めるので短期決戦をおすすめします。)

毎日何人か無料でいいねを送れるから、タイプじゃないってスルーしてないで送るようにすれば多少盛れるはずなんだけど気が乗らない。

メッセージでも来ようもんなら無視しなければいけないので良心が痛む。

おいそこ、お前に良心なんてないだろとか思ったな?怒るぞ

いいねはマッチングする際のお返しでもカウントされるので、厳選しすぎて余ってるいいねを明らかに返ってくるであろう下位カースト(養分)に配るってのもあるんだけど・・・

ちなみに経験値稼ぎの場合マッチングしたら非表示にして見なかったことにする。

とても理性のある人間がやることではない。

なによりも「こいつなら返って来るべやwwwww」とか言っていいねして返ってこなかったら心が折れる



10日を越えたあたりから複数の相手と並行して連絡を取るようになっていた。

今まではマッチングした相手に縋るように無理矢理でも会話を続けてきたが、多少なりともこちらに選択の余地が生まれたことで会話が負担になる相手からどうやってフェードアウトするかという新しい課題も出てきた。

返信の頻度や内容から合わないな、というのはお互いに感じていると思われる相手でもついつい継続してしまう。

なんなら一度失敗して、無理矢理返信したら自らデートに誘う流れを構築してしまって生きた心地がしなかった時もあった。返信はいらないから引導を渡してくれ。

こんな時にも持病の拗らせ童貞が悪さをする。

この永続デバフ強過ぎん?解除ギミックがむず過ぎるだろ。

 

僕はちょろいオタクなのでその時会話が一番盛り上がっている(あくまでも主観)相手が一番素敵に見えてしまうので、できればひとりひとりじっくり向き合っていきたいところではあるのだけど、並行していかないと効率が悪すぎるので腹を括った。

何よりこのゲームはひどく精神を摩耗させるので一刻も早く楽になりたかった。

今後も壁はいくつもあるのだけど、あまり先のことを考え過ぎるとロクなことにならないのでひとまずリアルで会うまでを一区切りとする。

魔物と遭遇するようなら笑えるしコミュ障が発動して失敗しても笑える、とにかく会うまで行けばオチは用意できる。

 

このとき連絡を取り合っていたのは4人、内ひとりは話していて疲れるのでフェードアウトの準備、ひとりは返信が遅い。

残りの二人はどちらも今の所自然な形で話せている(あくまでも主観)のでなんとか会うまでは行きたい。

 

普通の人間が普通にしてきたはずのことを経験していないので脳が成長痛を起こしている。

 

つづく